愛媛の農業アイドル・愛の葉ガールズのメンバーの大本萌景さん(当時16歳)が今年3月に自ら命を断ちました。
原因は所属事務所による過重労働やパワハラだとして、大本萌景さんの遺族が、芸能事務所「Hプロジェクト」などに対し、提訴することが分かりました。
今回は大本萌景さんの事務所のパワハラの内容や社長の経歴や画像について調べました。
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農業アイドル大本萌景さんプロフィール
【名 前】大本萌景(おおもとほのか)
【誕生日】2001年10月23日
【年 齢】16歳(2018年3月原罪)
【出身地】愛媛県松山市
【身 長】154.4cm
【血液型】O型
2016年7月から愛の葉ガールズに所属していました。
大本萌景さんはももクロやAKBに憧れて
「とにかくアイドルになりたい」
と農業アイドル・愛の葉ガールズのメンバーになりました。
大本萌景さんはメンバーの中でも上位の人気で、中心メンバーでした。
とにかく笑顔が素敵な子で、いつもみんなの前で笑顔でたくさんの元気や勇気を与えてた、すごく素敵な女の子でした。
大本萌景さんの遺族が所属事務所提訴へ
大本萌景さんが自ら命を絶った原因は所属事務所「Hプロジェクト」による、パワハラや苛酷な労働環境で精神的に追い詰められたためとして、大本萌景さんの遺族が10月12日、代表取締役らに対し約9268万円の損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こすことが分かった。
遺族はクラウドファンディングを開始
大本萌景さんの遺族は、提訴費用や再発防止活動のためのクラウドファンディングも開始しています。
アイドルを夢見るたくさんの子供たちとその家族に、悲しく苦しい思いをしてもらいたくない。 | リーガルファンディhttps://t.co/JaFbqsJwmI
— 3月に亡くなった元愛の葉girls大本萌景の母です。大本幸栄 (@eR7r0bxj9VABGtV) 2018年10月10日
アイドルをしていた娘です。こんな笑顔を失いたくない…萌景はもう帰ってこない!でも顔も知らない夢を追う子供達を守る事はできると思うのです。その為にはアイドルを監督する組織が必要です。そんな場所は必要ないとおっしゃられる方…推しがその活動により命を落としても黙ってますか?一言も… pic.twitter.com/xVJ6kGHrMn
— 3月に亡くなった元愛の葉girls大本萌景の母です。大本幸栄 (@eR7r0bxj9VABGtV) 2018年9月9日
今日も沢山泣いた。萌景…ママはね。ママの命尽きるまであなたを愛しあなたを思い毎日涙を流し続けます。命ある限り…大好きだから辛いけど…涙の数だけあなたを思い続けます。ママが泣いたらまた「ママはうちの事そんなに好きなん?」って変顔して笑ってね。萌景
— 3月に亡くなった元愛の葉girls大本萌景の母です。大本幸栄 (@eR7r0bxj9VABGtV) 2018年10月3日
事務所のパワハラの内容は?LINEの返答がひどすぎる
大本萌景さんはアイドル活動が優先になってしまい、学校の授業に出席できず、進学が厳しい状況になり悩んでいました。
マネージャーに休ませて欲しいと連絡すると、このようの返事が・・・
大本萌景さんと事務所のマネージャーとのLINEのやりとり↓
また大本萌景さんがグループを辞めたいと伝えた際には、
事務所スタッフが「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る」というメッセージをLINEで送り、
今年3月には社長が「辞めるなら1億円払え」と要求するなど、パワハラ行為があったとされています。
当時15歳の女の子に対して、あまりに高圧的でひどすぎる対応ですね。
大本萌景さんは大変真面目な性格だったため、追い込まれていったようです。
大本萌景さんの事務所社長って誰?
大本萌景さんの事務所社長は「hプロジェクト」という会社を作った佐々木貴浩さんです。
そして佐々木貴浩さんが「愛の葉ガールズ」を結成しました。
事務所社長・佐々木貴浩さんプロフィール
【名 前】佐々木貴浩
【生年月日】1968年
【年 齢】50歳
【出 身】愛媛県新居浜市
【実 家】割烹料理店
【会 社】hプロジェクト株式会社
【役 職】代表者
佐々木貴浩さんの経歴
・高校卒業後、松山市内の高級ホテルに就職
・ホテルを辞めて飲食店勤務
・1993年に会社を設立して飲食店を開業
・20年間で10数軒の飲食店を経営
・2011年6月hプロジェクトを設立
・3カ月後に松山市の認定農業者に
・2012年愛媛県産ブルーベリーを用いてジャムの製造特許を出願
・2012年12月にガールズ農園「愛の葉(えのは)」を設け、同時にアイドルグループ「愛の葉ガールズ」を結成
・2015年業務ごとのチームを編成した。
・愛の葉の文字から5チーム体制に
「E」のタレントチーム
「N」の農作業を担う農園チーム
「O」の企画・営業チーム
「H」の愛の葉ブランドの加工品を企画・開発するブランド推進チーム
「A」の農家レストランなどのショップ展開を担うチーム
佐々木貴浩さんは今まで飲食店を多数経営してきて、農業にも参入するようになりました。
農業を若い人にも広めたいという思いから、農業アイドルというグループが誕生したようです。
今まで飲食店や食に関することをしてきた会社が、急にアイドルグループを結成し、売り出したことで、
事務所のスタッフが、タレントの育成やスケジュール管理、運営に慣れてなかったのではないかと思います。
そのため慣れてないスタッフの焦りや慣れないストレスなどから、高圧的なLINEを送ってしまうことに繋がったのではないでしょうか。
わずか16歳という若さで、追い詰められて自ら命を絶ってしまった大本萌景さん。
アイドルの素質も十分にあったと思いますし、本当に本当にもったいないです。
今回の遺族の提訴によって、原因究明されることを願います。
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